1910年西大寺軌道として免許を取得.3つの区間に分けて開通.3フィート軌間が採用された.
1911年西大寺市~財田 開業.1912年財田~森下 開業.1915年森下~後楽園 開業.
1962年 西大寺市~後楽園(11.4km) 赤穂線の全線開通に伴って 52年の歴史を閉じる.
岡山県で「けえべん」といえば西大寺鉄道を意味する.あるいは下津井電鉄を意味する場合もある.
県西部では井笠鉄道のことであるし,一次大戦以前なら三蟠鉄道(1915~1931)も存在した.
出願,免許が下りたが着工しなかったので失効した鉄道,まぼろしの三石軽便鉄道などの例もある.