西大寺鉄道/会陽当日
市街地を外れると こんな田園風景があった.半田山,笠井山,金山,龍ノ口山が見える.
会陽の日の下り列車.かじかんだ手で 無心にシャッターを押していた.寒い寒い冬の日.
ここの鉄橋は田植の時期以外は水が無い池に架かっていた.避溢橋の役割を果たしていた.
古代の条里制が残っている操山北麓の中,この鉄橋のまわりは規則的な区画が乱れている.
旭川は古代には操山の東西に別れて海に注いでいたと聞く.“関”という地名も残っている.
流域に線路を敷設する時に湿地帯の部分は礫に達するまで橋脚の基礎を設けたと思われる.