18900形(C51)
8800,8850,8900などの輸入機,8620,9600の実績から,旅客用大型急行用機関車に挑戦し, 1919年パシフィック形軸配置機関車を誕生させた.東海道,山陽線等で活躍を始めた画期的な機関車であった. 100km/hで計画,動輪径1750Φmmを採用,世界に誇れる近代機でその後の旅客用機関車の標準となった. 浜松工場で誕生し,汽車会社が量産し,三菱造船所も加わって,1919年~1928年に289両が製造された. 1928年のC53の誕生まで幹線の旅客用機関車の花形だったが,1930代になって第一線を退くことになる. C55とともに奥羽線,羽越線,関西線,山陰本線,長崎線などの亜幹線で活躍した.1966年頃までには廃止. 関西線の100号,225号,山陰線の80号等,淘汰される直前のC51形に出遭った.傑出した狭軌用機関車.
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