後楽園駅の東方.(画面上が東です) 画面下端に後楽園用水が流れています.用水の橋梁の台,構内北側,駅敷地境界の石垣は現存しています. 後楽園用水を渡って緩慢な勾配を下って右にカーブして,県道の踏切を渡って森下方に向かっていました. 駅から踏切りまで 旧道に面した建物の裏側(即ち線路側)の境界が 線路の曲線を物語っているようです. 踏切以前に小さな用水路の橋台,踏切の先の路盤も残っていましたが,現在はそれらもなくなっています. 画面右下の駐車場のあたりにはゴムを加工する工場がありました.道縁の大きな樹(楠)が印象的でした.
後楽園駅遠望.(画面上が西です) 画面中央部の建物はプラザホテルです.この西側に後楽園用水があります.それを渡ると後楽園駅でした. 出札(駅長室)は改札の右手(東).駅長室の東に側線が2本あって,昼間は客車が留置されていました. 駅は蓬莱橋と新鶴見橋のたもとに近接していて,東端は後楽園用水,西北端は新鶴見橋の北の空き地です.
下り列車 上り列車
幼児期から成人まで西大寺鉄道沿線で私は育った.学校の窓からも西鉄と山陽線がよく見えていました. 当時の記録(1960年頃)