両宮山古墳 赤磐市穂崎 2012/06/14
両宮山古墳(りょうぐうざんこふん)
5世紀後半に造られたとされる両宮山古墳は二重周濠をもっていたことがあきらかになっている.
この古墳は,岡山県内3番目の大きさで全長は206m,吉備の大首長の墳墓と考えられている.
葺石も埴輪もみつかっていないのは両宮山古墳の謎であって,未完の古墳の可能性も十分にある.
この古墳群は吉備の最後の大形古墳とされ,吉備と畿内の支配権の変遷の現れと考える説がある.
宇野バス 山陽団地行,ネオポリス行,林野方面行 “穂崎下”下車 徒歩2分
両宮山古墳の所在地は赤磐市穂崎,同市和田の両方に属します.
両宮山古墳西側には備前国分寺跡の草原があります.一帯は古墳が点在する地域です.
赤磐市の文化財のページ(両宮山古墳)にリンクします.