
備前車塚古墳.標高約130mの尾根の上にある❝前方後方墳❞.
築造は4世紀初頭とされ,吉備の古墳の中でも最古級だそうだ.
「吉備上道臣之祖」大吉備津日子命(古事記)が被葬者と比定.
一方で,中山茶臼山古墳が大吉備津彦の陵墓と治定されている.
この説明板には以下のように記されている.
備前車塚古墳
史跡(岡山市四御神)
理科大学 鈴木研究室
岡山大学 考古学研究室
縦穴式前方バチ型後方墳
全長48.3M
後方部26.5M
前方部21.8M
全周上下2段の葺石を巡らす 後方部背後に箱式石棺あり
古墳は四世紀始めのもの
で吉備地方では一番古く 三
角縁神獣鏡など13面(東
京国立博物館蔵)が出土し
たので有名となった
被葬者は古事記にある「吉備
上道臣之祖」大吉備津日子
命とされている
(岡山市史古代編)