西大寺鉄道跡 2010年
西大寺鉄道跡(乙多見上空)
廃線跡西大寺鉄道(藤原~大師) 西大寺鉄道廃線跡(大師~財田)
乙多見上空       岡山市中区乙多見  2010/02/09

乙多見おたみ公会堂付近俯瞰
アスファルトの道路は乙多見の集落で行き止まりになって,水路には石積みの橋台が残っている.
ここからは宅地の境界から線路跡を辿らなければならない.乙多見公会堂は線路跡に建っている.
線路跡は乙多見の集落を抜けるあたりまで辿れるが,東岡山鉄工団地に入ったらわからなくなる.
ニッカリの駐車場から,岡文館印刷所の建物までの間は,線路跡の痕跡さえも見つからなかった.

 
下り列車                       上り列車

財田さいでん藤原ふじわらは白地図に直線を書き込むかのように線路が敷設されている.
鉄道敷設当時にもその間の集落は乙多見と藤原しかなかったようである.

西大寺市~藤原は沖積平野に路線を決定する場合のひとつの例であろう.
さながら中野~立川を路線を決定したエドモンド・モレルの状況に似る.

乙多見付近
アスファルトの直線の終端へ