前の写真
次の写真
高松城趾2号石仏 宗治記念館 2016/01/26
天文16(1547年)丁未 “守庚申衆”
高松城趾二の丸跡にある宗治記念館玄関脇に座す文英石仏である.
本丸周辺水田の発掘調査(1975年)で捨石遺構から出土した.
記銘はこの地に天文年間から庚申信仰があったことを示している.
守庚申像の眼はあきらかに開いている.文英石仏の中では珍しい.
目が開いているのは “天”や“明王”.瞑想する“菩薩”は似合わない.
守庚申像のドングリ目は他の文英様石仏のように瞼には見えない.
文英石仏一覧