蛙が鼻 石井山の麓,備中高松駅東方0.5kmにある蛙ヶ鼻(かわずがはな)は史跡公園になっている. 蛙ヶ鼻は高松城水攻めの築堤の一方の端であるが,故林信男がその水位を検証して本に残された. 築堤高さ,延長は林信男と高松農高関係者によって解明され 織豊時代の歴史の定説が覆された. “備中高松城と水攻の検証” (高松城趾保興会のあゆみ)林信男 1999年刊行の194ページに 明治37年~38年頃の中国鉄道吉備線の客土工事に使われて 築堤が削られた旨の記録がある.