中国稲荷山鋼索鉄道遺構 岡山市高松稲荷 2008/01/04
奥の院駅遺構
中国稲荷山鋼索鉄道は 戦時中(1944年)不要不急の鉄道として 中国鉄道稲荷山線とともに廃止された.
半世紀前は 遠くからもケーブルカー跡とわかる線が龍王山斜面に見えていたが 樹が茂って今は消えている.
“奥ノ院” 駅跡には ホームと捲揚機の基礎部分などが残っているが,樹木の根が張って 崩落が始まっている.
機械室があった部分は地下室で落差があり不用意に近付くと危険です.周到な準備をしてお出掛けください.
1958年頃 山の斜面に1本の線(ケーブルカー沿いの白い石段)が備中高松駅付近からも遠望できた.