7302号(京橋)

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7302号    西大寺町~小橋  2014/07/08

   夕焼け 小焼けで 日が暮れて
山のお寺の 鐘がなる
    おててつないで みなかえろう
      からすと いっしょに かえりましょ

   子供が かえった あとからは
 まるい大きな お月さま
 小鳥が夢を 見るころは
 空には きらきら 金の星

           作詞 中村雨紅 1919年


夕焼けが美しかったので心の中でこの歌を歌いたい気分でした.
子どもも大人もみんな心は一つです.美しい日本語と思います.

烏城の天守閣が焼け落ちた空襲の夜,空が真っ赤だったという.
翌朝 縁戚を探しに出た母は 市街地で膨大な人間の屍体を見る.

私に空襲襲警報が鳴って逃げ回った記憶がない.母から聞くところ,
終戦の日以後も昼のサイレンが鳴る度に私は泣き出したそうだ.

防空頭巾を被って庭の壕(穴)に向かおうとする習慣が抜けない,
正午に同じ行動をする私に説得を続けて困ったと母は述懐した.



岡山電気軌道
岡山空襲