出雲坂根(構内で)スイッチバックして大きく迂回して,駅から上方に現れる.
当時駅の西の比高150mほどのピークに登るとループを見渡すことができた.
ゲートルを巻きマムシ避けの小枝で草を分けて恐々登ったことなどを思い出す.
出雲坂根からループして 標高差162mを登って 三井野原高原が開けている.
三井野原駅周辺の斜面と農地が冬はスキー場に変わって町営のリフトがあった.
急斜面は森林に囲まれ牧草地で,緩斜面のスキー場はキャベツ畑と後に知った.
上り詰めた辺にホームのない臨時停留所にスキー臨が停車していた頃もあった.
前後にC56を付けたプッシュプル列車からスキーを担いで乗り降りしていた.
広島発の銀嶺号という列車である.キハ02も活躍していた.遥か彼方の記憶.