三井野原駅から1kmも北に歩けば,出雲坂根駅と集落が眼下に広がった.
出雲坂根は三段式スイッチバックの駅として有名.脊梁山脈に挑むC56.
2段目と3段目の線路の突き当たりにスノーシェッドが見え隠れしている.
3段目の分岐器まで駅構内として扱われているようで駅構内の敷地は広大.
中国山地が正しい呼び方だけれど,私の勝手で脊梁山脈と呼ばせてもらう.
C56形を初めて見た木次線の印象は,大糸線,小海線の比ではなかった.
三井野原から出雲坂根まで一気に下がる標高差でも脊梁山脈がふさわしい.
急に降ったり、また晴れたりして空模様を読むのが難しかった覚えがある.