高松琴平電気鉄道 1060形 仏生山 2002年
高松琴平電気鉄道 1053形 1060形
阪神電気鉄道5231形 : 1053形(1053,1054)
各停用の加減速性向上のため阪神電鉄が開発したジェットカーの増備車が前身である.
1962年日本車輌製,5231形(5243、5244)を1981年に譲受けた.
2扉に改造された車体を譲り受けて台車を新製し.琴電初のカルダン駆動車になった.
また機器類も新品が用意されたが,在来車(HL車)と混結できるというものである.
伝統的な琴電の合理主義を貫きつつも,元ジェットカーから琴電の高性能化が始まる.
1200形の大量導入に伴って,琴電での役目を果たして2005年廃車解体された.
1981年~2005年
阪神電気鉄道5101形 : 1060形(1061,1062)
1960年川崎車輌製,ジェットブルーの両運車2両を1981年琴電が譲り受けた.
この2両は,手持ちの台車,機器を利用して,仏生山工場で吊り掛け車に再生された.
1061,1062となって琴平線で活躍,各2006年,2006年に廃車された.
1060形は吊りかけ式のまま,高性能化されることはなく増結用として運用された.
最後の頃の数年間,昼間は仏生山駅本屋の傍の側線(塩江線跡か)で留置されていた.
1981年~2005年