水江の渡し 倉敷市水江 2010/10/13
東の“矢切” VS 西の“水江”
最寄駅は西阿知.北東へ約2km 徒歩約30分.( 倉敷駅西方約3km )
高梁川を挟んで両側に巨木がある.渡船のランドマークになっている楠です.
渡船場で手を振ったら迎えの舟が来ます.船頭も含めて最大搭載人員は9人.
水江渡船組合は大正14年の設立,80年余の歴史を刻む公共交通機関です.
高梁川の大改修によって道路が寸断されたため地元の人々が始めた渡船です.
市道に相当する“道路渡船”といって,河川と道路の関係の生きた証人です.
幸か不幸か時代に積み残されて今なお現役.“西の矢切”ジャケンノォーヤ.
近隣に暮らす人々にとって水江の渡しは日常ありふれた生活の一部なのです.
90年を経て架橋(2014年度完成予定)で渡船存続が危ぶまれています.
存続の署名運動を水江渡船組合の方々など地元で展開されているところです.
皆様方のご声援をお願いいたします.