文英(様)石仏 赤磐市西軽部 2014/01/03
西軽部 浄土寺 延命地蔵
赤磐市西軽部は旧赤磐郡赤坂町.米,モモ,ブドウなどで知られる砂川上流域の農村です.
浄土寺境内の延命地蔵は 今のところ 赤磐市で発見された文英(様)石仏の 北限のようです.
( 赤磐市西軽部は 岡山市北区山上(足守川上流)や総社市奥坂(血吸川上流)より緯度が上 )
笠地山 浄土寺 : 天台宗.“軽部下” バス停から北西に約0.5km.( 約100m登坂 )
岡山県赤磐市西軽部1378
文英様石仏は高松地区(足守川流域)や砂川上流域などに存在し岡山県南部に集中している.
天文2年(1533)から天正10年(1583)の間は,僧文英の生きた時代と重なる.
第1次岡山県文英(様)石仏調査報告書 <高松歴史をたずねる会>
高松城周辺,砂川流域(赤磐市)など,現在発見されている 文英石仏を網羅する資料であって
歴史をたずねる会有志(ご高齢の方々)が 約60年前に調査した結果を報告されたものである.
私に限らず 吉備の歴史,文英(様)石仏に興味のある方々にとって教科書のような存在である.