百間川 陸閘門跡 岡山市米田 2009/03/04
WATER GATE 百間川陸閘門 (米田橋付近にて)
河川を横断するために堤防を切って作られた通路です.“陸閘” “陸閘門”というそうです.
百間川にはこのような施設が私の知るだけでもいくつか存在していました.また片上鉄道
龍ヶ鼻陸閘門(河本~矢田)や児島湾沿いに多く存在する防潮扉も機能としては同じです.
河床での米作は古代から最近まで続いていました.国道も半世紀ほど前まで陸閘門でした.
百間川は旭川氾濫から城下町を守り児島湾新田開発を視野に入れて考案した越流河川です.
米田の人に聞くところある時期まで右岸堤防はなく操山丘陵の山裾が自然堤防であった由.
百間川右岸の堤防の一部は当初は微高地を利用したところもあったという有力な説がある.
岡山城下を水の惨禍を減ずるのが百間川の目的であり,左岸の越水を許容するものだった.
1962年まで存在した(鉄道)陸閘門
西大寺鉄道の陸閘