
(姫新線)旭川橋梁 中国勝山~月田 2021/01/02
旭川橋梁
旭川に架る橋梁の名.鉄道橋,道路橋,歩道橋など,名称は同じ場合もある.
河口から,山陽本線,山陽新幹線,津山線,姫新線とあり,最も上流にある.
室戸台風に耐えたか,否か.
前後は上路鋼桁でその約3桁分の長さのトラス桁,開通時からなのだろうか.
旭川と新庄川の合流点.昭和9年の室戸台風の時にも無事だったのだろうか.
全長約138m.「1934年9月桁流失,復旧」の記録があり,予想通り,
室戸台風の風雨で増水し姫新線(作備線),津山線,伯備線とも被災している.
この橋梁も甚大な被害を被ったはずである.竣工時の姿とは違うはずである.
1934年にガーダー3桁がトラス桁に架け替えられたのではないかと思う.
追記 (2021/11/28)
1934年9月の端桁流失,復旧の詳細はこの間私には宿題になっていたが,
この復旧でガーダー桁からトラス橋に変更されたことが図らずも答えが出る.
小西信彦氏にお会いする機会がありお訊ねすると落橋前はガーダーであった.
江見写真館が残した写真もご覧になっていて,国鉄の記録にも残っていると.
自分では何もしていないけれど報告ができることを皆さまとともに喜びたい.