別府鉄道5号 土山~中野 1964年3月
山之上住吉神社の杜の南を走る別府鉄道の混合列車.
1962年6月24日播磨中学校の生徒3人がこの付近で土器片を発見した.
別府鉄道敷設工事でたこつぼがたくさん出たことを古老から聞いたことから,
土器に興味を持った生徒たち,浅原重利,大辻真一,大辻要二の3各である.
この発見は弥生時代後期の集落の発掘につながり,大中遺跡の発掘が始まる.
大中遺跡は弥生時代後期から古墳時代初頭(4世紀)の大規模の邑だそうだ.
この一帯が「播磨大中古代の村」になり,郷土資料館,考古博物館ができた.
そんなこととは撮影当時の私は知らない.一帯は緩い傾斜のある畑であった.
後方の林は山之上住吉神社の杜
土器発見地は神社の南の採石場
1962年(昭和37年)6月24日 大中遺跡発見
1967年(昭和42年)6月22日 国史跡に指定
1974年(昭和49年)9月28日 県立史跡公園「播磨大中古代の村」開園
1985年(昭和60年)11月 郷土資料館が開館
2007年(平成19年)10月13日 県立考古博物館開館