24m転車台

D52 105(岡山機関区) C59 162(岡山)

24m転車台    岡山機関区  1961/03/15

岡山機関区 24メートル ターンテーブル
下路式動力付.D52(エンジン部のみ)とB6を同時に載せることができる.
他の機関区では見たことのない長さである.由来など,詳細は未だわからない.

ガーダーの上面に機関士席の直下になる位置を型式毎に示す印が付けてあった.
荷重重心と駆動輪の粘着が微妙なために機関車重心,停止位置の工夫であった.

疑問
炭水量を含んだ重心移動だけが18mを超える転車台を必要としたのだろうか.
KD50やKD53,計画機関車の寸法を考慮に入れていなかったのだろうか.

汽車会社岡山工場の構想は,弾丸列車の計画に連動したことであったと聞くし,
1940年代に軍部の意向が鉄道官僚に影響しなかったとは,私には思えない.

ピットが写っているがここに以前にはコンクリート部分に鉄骨扇形庫があった.
岡山電化の工事の始まる以前に教習用のEF53をその庫内で見たことがある.