黄昏
ヌケが良いとか 悪いとか 昔から 透明度を重視して レンズを評価する 人たちが多い.
機関車の撮影には 戦前はテッサー4.5は向かず ダゴール6.8に限ると 教えられた.
戦後ゾナーかプラナーかといわれ,今では群数も枚数も超越する段階まで至っている.
昼夜を問わないし,ナトリウム灯(2400°K)の下でも 自然な感じで写るようだ.
ASA相当感度を3200以上にしても比較的画像の乱れは少ないように感じられる.
f5.6前後であまたのレンズの中でトップレベルの描写をするレンズではなかろうか.
カメラを使うというより,カメラに飲まれてしまって,客観を失いそうな感じがある.
レンズ,受光素子,処理装置,現像ソフト,それら何が奏功したのかわからない...
従来のカメラは,少なくとも私の用途では,徐々に不要になっていくような感じです.