高松琴平電気鉄道3000形325号 仏生山工場 2003年
高松琴平電気鉄道 3000形
325号
1926年琴平電鉄開業時,3000形(日車製)と5000形が各5両が準備された.
各部の工作にメーカーの個性が現れているがいずれも15m級のほぼ同仕様の電動客車.
形式は3000,番号は300,315,325,335,345と独特の付番である.
325は琴平線の主力車両として長期間活躍した.晩年は志度線,長尾線でも活躍した.
2006年夏までは現役で運用に就き,同年10月,名残惜しくも廃車解体されている.
初期の半鋼製電車がこれほど長く第一線で使われた例は珍しいのではないかと思われる.
1926年 ~ 2006年