C53 43
1934年(昭和9年),折しも世界的なブームに乗って,1両の機関車が流線型に改装された.
斬新な外観と排煙効果の向上を狙って,鷹取工場で実施され,所期の目的は達成されたそうです.
この成功によってC55の20号から流線型が採用され C55 40号までが流線型で登場した.
保守点検の不便からカバーを外して使用されたり世界の雲行きからブームは長くは続かなかった.
C55 41号から元のような設計に戻った.ある時代を象徴する機関車であった.C5343は
梅小路機関庫に所属し,上り12列車“つばめ”を,神戸から名古屋まで牽引したこともあった.
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